＜地震災害の動物への影響について＞

　地震の影響で動物も人と同様、精神的に不安になっている子が多いようです。
　なるべくスキンシップを心がけて触れてあげたり、抱いてあげたりしてみてください。
　いつもよりちょっと多めに触れ合うことでも、十分精神的に落ち着けるはずです。

　被災地の食糧不足は動物も同じで、ペットフードの不足が深刻化しているようです。
　犬はまだ人と同じものを与えても、また、何日か空腹でもなんとかなるかと思いますが、
猫の場合は栄養要求量が違いますし、空腹が続くと肝リピドーシスという肝臓の病気を
発症するリスクもあります。
　買占めはよくありませんが、ある程度のフードのストックは非常時の為に必要と思われます。

＜当院も開院１０年を迎えました。＞

　お陰様でこの４月で当院も開院１０年を迎えました。
　あっ、という間の１０年でしたが、数多くの動物たちと接することができました。しっぽを振って喜んでくれる子、威嚇して警戒する子、助けてあげられた子、力及ばず助けてあげられなかった子等々、多くの動物たちやその飼い主様の顔が思い浮かびます。改めて皆様に感謝申し上げます。
　この１０年、獣医学もどんどん新しい治療法が開発されています。横浜の獣医仲間で立ち上げた横浜夜間病院は、併設する二次センターが充実し、多くの難しい手術や病気も招聘した大学等の先生方のお力で立ち向かえるようになりました。
　当院のモットーである　”Your Pets' Next Best Friends"　すなわち動物たちが飼い主様の次に信頼できる”友達”になるという信念を常に忘れずに動物たちと接する様心がけています。
　これからも最新の獣医学を学びつつ、動物とその飼い主様が納得していただける方法で診療していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
　　　

＜横浜夜間動物病院のホームページがリニューアル＞

　横浜夜間動物病院のホームページがリニューアルされました。
　併設されている動物ＣＴセンターと動物二次診療センターも合わせてご覧下さい。

　　http://www.yokohama-dvms.com/

　動物二次診療センターでは、麻布大学をはじめ、専門の先生方数名を招聘し、当院を含む会員病院で手に負えない症例や、診断困難な症例をより専門的な角度から検査・診断・治療・手術を行ってもらっています。下記の分野でお悩みのことがございましたら、一度当院にご相談下さい。 　（会員病院からの紹介がないと受診できません。直接二次センターへの問い合わせはご遠慮下さい）

　・整形外科・・・骨折やふらつき・跛行、椎間板ヘルニアなど
　・泌尿器科・総合臨床科・・・膀胱結石や腎結石・治りにくい血尿や頻尿など。また泌尿器以外の疾患（肝疾患や消化器疾患）も
　・循環器科・・・先天性の心疾患や、薬を飲んでいるけど咳が止まらない・いつもゼーゼーしているなど
　・動物行動学科・・・粗相をする、噛みつく、ほえて困るなど

　高津区久地にあります日本動物高度医療センター（JARMeC）とも連携病院となりました。 　こちらも当院からの紹介が必要ですが、上記の動物二次センターでは受けられないＭＲＩ検査や放射線療法、免疫療法を行っています。詳しくは日本動物高度医療センターのホームページをご覧下さい。

　 　http://www.jarmec.jp/

＜猫の付け爪あります＞

　爪研ぎで家具や壁を傷つけられお困りの方はいらっしゃいませんか？
　猫の爪に付けるプラスチック製のネイルキャップが発売されました。付け方は簡単で猫に苦痛も与えません。
　詳しくは病院でおたずね下さい。

＜フィラリア予防を始める前には必ず検査を！＞

　すでにフィラリア予防の時期がスタートしていますが、まだの方は必ず血液検査を受けて下さい。感染しているのに、予防薬を与えるとショックを起こすことがあり、大変危険です。又、ノミ・マダニの予防も同時に始めましょう。詳しくは来院時にご相談下さい。

＜フィラリア予防は最後まできっちりと＞

　フィラリア予防は最後が肝心です。蚊がいなくなってからも１ヶ月、つまり１２月まできっちり行っておかないと運悪く感染してしまうことがあります。最後まできっちりと予防して下さい。

＜一日ドックで病気の早期発見を＞

　ようやくあつい夏もおわり、ひとにとっても 動物にとっても過ごしやすい季節になってきました。食欲が復活したり、運動も活発になったり、恋の季節まっただ中のワンちゃん、ネコちゃんもいることでしょう。体調の良い今の時期に健康診断〜一日ドック〜 を受けて病気を早期発見する事は非常に大事なことです。異常が見つからなければ、それはそれで大変結構なことであり、健康であることの再確認にも なります。物言えぬ動物達の為にも１年に１度（７歳以上の子は半年に一度）ドックを受診する事をお勧めします。

＜ペットホテルのご予約はお早めに＞

　夏休みなどにペットを預けるご予定のある方はお早めにご予約下さい。満室の場合はお断りする場合もございますので、予めご了承下さい。
　犬の場合は朝夕散歩を行います。お気に入りの食器、おもちゃ、トイレ等ご持参できる物は一緒にお持ち下さい。食事は病院でもご用意致しますが、普段食べ慣れている食事があればお持ち下さい。
　シャンプーをご希望の方は、その由お伝え下さい（料金別途）。
　その他詳しいことはスタッフにお尋ね下さい。

＜犬・猫の糞便検査モニター募集のご案内＞

　【糞便無料検査は８月末をもって終了致しました。 ご協力有り難うございました。】

　この度、センターきた動物病院では、北海道大学・寄生虫学教室の依頼により、犬・猫の糞便検査のモニターを行なうことになりました。当動物病院において無料にて便中の寄生虫検査を行ないますので、ご協力いただける方は事前に電話にてご連絡の上、ご来院ください。

　ご来院いただける方のみ検査を行ないます（郵送等でお送りいただいても検査は行ないません）。また、ご来院いただいても犬・猫の状態により検査が行なえないことがありますので、必ず電話にて事前に確認をお願いいたします。期間は８月末までの予定ですが、都合により取り止めることがあります。

詳しくは当動物病院にお問い合わせください。

セルフ・グルーミングのお知らせ

　ご自分の愛犬、愛猫をシャンプーしてあげたいけど、自分の家で洗うのは後片付けが大変…と躊躇されている方に朗報です！当院のトリミング室を開放いたしますので、お気軽にご利用ください。もちろんシャンプー、タオル、ドライヤーもお貸しいたします。

　予約制になっておりますので、あらかじめお電話等でご予約ください。

　●セルフ・グルーミング（トリミング室利用）料金

　　・ 小型・中型犬（〜20kg）および猫　　500円

　　・ 大型犬（20kg〜）　　　　　　　　　　　1,000円

　尚、セルフ・グルーミング料金の収益金は、盲導犬、聴導犬等の活動資金として寄付させていただきます。

１日ドックのおすすめ

　近年獣医学の進歩に伴ってさまざまな病気が予防ならびに治療できるようになってきました。しかしながらいずれの病気も人と同様に早期発見、早期治療が大変重要です。まして犬や猫の場合、1年で人間の４〜５歳分年齢をとります。そんなペットも定期検査をすることで、症状が発現する前に病気を発見・治療することができます。
　当院では１日ドックとして次のような検査が受けられます。詳しくは、当院までお尋ねください。

　●血液一般検査　　　　●尿一般検査　　　●超音波断層検査

　●完全血球検査　　　　●尿沈査検査　　　●神経学的検査

　●血液生化学検査　　●糞便一般検査

　●レントゲン検査　　　●糞便細胞検査